コンペティションゲーム


コンペティションゲームとは試合形式のゲームです。 1チーム4人、3チームで同時にプレーし、ヒットやレシーブを繰り返してミスをしたらミスをしたチーム以外の2チームに得点が与えられます。122cmのキンボールは1kgと軽く空中を長い時間飛ばすことができるため、ヒットの仕方によってカーブ、ロブなどの高度なテクニックを使用することができます。チーム全員で取り組むことができ、3チームで競うというキンボールスポーツ独自の得点加算に夢中になること間違いなしです!

場所

体育館で、コートは最大20m×20m。参加者の身体条件や年齢等を考慮してコートサイズを決めてください。必ずしも正方形である必要はありません。

用具

◆ボール直径1.22m 重さ1kg
◆空気入れ(電動が望ましい)
◆各チームを示すピンク、ブラック、グレーのゼッケン
◆スコアボード(ゼッケンと同色の表示)

人数

1チーム4人の3チーム対抗となります。各チームの最大登録人数は12人。プレーヤーの交代は、ミスや反則があり、プレーが中断した時、何回でも行うことができます。

勝敗

キンボールスポーツは得点制、時間制でプレーします。主催者が試合形式を定めます。

得点制

予め決められた点数にいち早く達したチームがピリオドを取得し、予め決められたピリオド数を先取したチームの勝利とします。

時間制

予め決められたピリオド時間内で最も多くの点数を獲得したチームがピリオドを取得し、予め決められたピリオド数を先取したチームの勝利とします。

※時間制を用い、かつ複数ピリオドを実施し、得点を加え続けていく総得点方式もあります。

競技の概要


①3人でボールを支え、コール後にプレーヤーの1人がボールをヒットします。

Point!
得点の高いチームを狙おう!

②コールされたチームは、ボールが床に落ちる前にレシーブします。

Point!
チーム全員で協力しよう!

③ボールを床に落とさないようにチームメートと協力し、3人でボールを支えます。

Point!
しゃがんで4人目が打ちやすい高さにボールを下げよう!

④今度はレシーブチームがヒットチームになり、コール後にプレーヤーの1人がボールをヒットします。

Point!
360度見回して隙間を狙ってヒットしよう!
①~③をミスや反則があるまで繰り返します。

ルール


ヒット

ヒットとはボールを打ったり、押し出したりすることです。ボールをヒットする時は、腰から上であればどこを使っても構いません。

ヒット時の主な反則

反則名解説
コンタクトミス ヒットの瞬間、ヒットチームのプレーヤー4人全員がボールに触っていなかった場合。
コールミス 正しくコールしなかった場合。「コールミス」の一例
  • 1)レフリーにも聞こえない小さなコールの場合。
  • 2)2人以上のプレーヤーが同時にコールし、各単語がはっきり聞こえない場合。
  • 3)自分のチームカラーや使用していないチームカラーをコールした場合。
  • 4)ヒッターの手がボールに触れる前にコールを言い終ってない場合(コールしながらのヒットの場合)。
  • ※レシーブチームの混乱を招くため、コールと同時のヒットは反則です。
ショートヒット
(短いヒット)
ヒットしたボールが1.8m以上飛ばなかった場合。
ダウンワードヒット
(下向きのヒット)
ヒットしたボールが水平、下向きに飛んだ場合。
アウトサイド
(アウトボール)
ヒットしたボールが直接コート外に落ちた場合。
トゥワイス
(連続ヒット)
1人のプレーヤーが続けて2回ヒットした場合。
補足「不当な攻撃(通称:トップコール)」について
ヒット時の反則の一つです。これはスポーツマンシップの精神をもとに狙わなければならない上位チームを攻撃せず、下位チームを攻撃した場合に適用されます。下位チームを攻撃した場合、即座にコールミスの反則がとられます。

レシーブ

身体のどの部分を使ってボールをレシーブしても構いません。レシーブ後はボールを持って移動しても、パスしても問題ありません。
※安全面注意…バレーボールのオーバーハンドパスのように指先でボールを受けてはいけません。必ず手のひら全体でボールを受けます

レシーブ時の主な反則

反則名解説
レシーブミス ボールが床につく前にレシーブできなかった場合。
アウトサイド
(アウトボール)
  • 1)レシーブしたボールがコート外に落ちた場合。
  • 2)レシーブ時、両足がコート外にある場合。
イリーガルディフェンス
(不正なディフェンス)
レシーブチームはボールから1.8mの範囲内に1名のみプレーヤーをおくことができる。
レフリーがヒットの瞬間に2人以上のプレーヤーがいたと判断した場合。
タイムオーバー
(時間ルール違反)
  • 1)10秒ルール違反… 1番目のプレーヤーがレシーブしてから10秒以内にヒットしなかった場合。
  • 2)5秒ルール違反…プレー開始時や再開の際にレフリーのホイッスル後5秒以内にヒットしなかった場合。
イリーガルトラベリング 3番目のプレーヤーがボールに触ってボールがコントロールされた後に、そのチームが意図的に水平方向にボールの移動を行った場合。
補足「レシーブチームのポジション」について
ヒットチーム以外のレシーブの2チームは常にボールを中心として四角形をつくるように守備位置につくと効果的です。

備考

★はじめてキンボールスポーツを体験する方へ

まずは次の資料を元にゲームを進めてみてください。
・講習会マニュアル
https://www.newsports-21.com/kin-ball2021/jkbf/rule/workshop_manual.pdf

★最新ルールの詳細確認はこちらから

JKBFについて/その他資料/ルール/レフリー関連
https://www.newsports-21.com/kin-ball2021/jkbf/jkbf09.html