キンボール活動報告 in Thailand

兵庫県の小学校の先生が施設訪問のためタイに行かれた時の報告です。日本キンボール連盟はキンボールとフットポンプを贈呈しました。

■活動日時
2004年8月2日(月)14時〜15時

■活動場所  
さくら寮(タイ・チェンライ)
※さくら寮は少数民族の子どもたちの就学を支えるために、日本人ボランティアが設立・運営している寄宿舎で、小学生から大学生までが共同生活を営んでいます。

■参加人数 
小学生〜高校生 約140名

■指導者
岡本常司、小畑孝二、立花治

■講習内容
参加者が多いので、たくさんの子がボールにさわれるように、まず、全員で「2重円の中での鬼ごっこ」を行った。言葉の問題もあり、最初は何をするか伝わりにくかったが、意味が分かってくると、ボールを一生懸命に送ろうとしたり、反対に回す子も出てきた。

次に地面ボールを落とさないように全員でつくゲームをした。ここでは、小学生が喜んでボールに触ろうとしていた。

最後に、キンボールの競技の説明をした。高校生を中心にしたチームで、代表の美輪氏に通訳をしてもらいながら説明した後、競技を行った。得点の付け方についてはキンボールの資格を持っている同行した小畑氏にしてもらった。ゲームの仕方がおおまかにみんなに伝わったのを確かめて、メンバーを変わりながら4試合する事ができた。4試合目の途中で雨が降り出したため、キンボールを終了した。

子どもたちの感想
・ボールを飛ばすのがおもしろい。
・色の言葉がわかりにくい。(ピンク、グレー、ブラックの言葉になじみがなくて、子ども達にとっては難しいようであった。)

子ども達の笑顔と素直に生きている姿に、日本の子どもの現状を考えさせられた訪問であった。

なお、バンコクのホテルに滞在中にNHKの海外放送のニュースの中で、関東の方がキンボールの講習会を開かれている様子が放映されいた事も報告しておきます。

岡本常司



写真左より 小畑氏、現地校長先生、立花氏、岡本氏