第1回国際審判員講習会報告

小学生の大会視察に向かう道中の高見氏とカリム氏 4/20/02


国際キンボール連盟主催の「第1回国際審判員講習会」がカナダ・ケベック州において2002年4月19日〜23日の日程で行われました。今回はレベル1〜レベル2の審判員の講習会及び資格認定試験が行われました。国際資格のレベル1〜レベル3の3段階に分かれた審判員制度があり、昨年行われた国際大会では最高レベルであるレベル3の主審、副審のもと試合が行われました。また、今回は技術や戦術などキンボールに関する様々なことを学ぶことができました。カナダだけではなく各国のキンボールの普及に携わる人々と交流を深める事ができ、実り多いものとなりました。以下は事務局リポートです。

■参加■

□8カ国 (日本、マレーシア、アメリカ、スペイン、フランス、ベルギー、スイス、カナダ) 14名

□日本5名  
高見 彰(日本キンボール連盟常任理事・関西国際大学教授)  
牧 尚志(兵庫県キンボール連盟・関西国際大学卒業生)  
松井良平(兵庫県キンボール連盟・関西国際大学卒業生)  
田中宏和(兵庫県キンボール連盟・関西国際大学生)  
上山洋史(日本キンボール連盟事務局) 

□マレーシア2名  
カリム Karim Ahmad  
(スポ−ツ省「Sports for All」実務担当者 48才)  
ラム Ramnaidu Sinanchalam  
(民間人 40代)  
カリムとラムはコンビ。

  • キンボールは去年始めて紹介された。カリムはプレーはほとんど始めて。
  • 自国での普及のため、今年国際キンボール連盟のナンシー女史を呼び講習会を開く予定。
  • アジアキンボール連盟の設立を希望。インドネシア、シンガポールなどとパイプ有り。8月 または秋の日本での大会の視察希望。

□アメリカ1名  
チャールズ Charles Killingsworth  
(カンザス州 大学準教授 ※準教授は教授と助教授との間 58才)


チャールズ(右)、国際キンボール連盟のビンセント(左)

  • キンボールを使って後期高齢者(90才以上含む)のレクリエーションを行っている。タッグ・サークル(円の中でおにっごっこ)など。  
  • 全米の関係者の連絡先を国際キンボール連盟から貰い、今後全米をまとめていきたいとの事。

□スペイン1名  
シザー Cesar Zurdo Rubira  
(マドリッド デルタ「DALTER」スペインの代理店勤務)

  • マレーシアと同じく2001年キンボール初めて紹介される。

□フランス2名  
オリバー Oliver Bouvet  (民間人)  

  • 昨年ケベックに留学していたのでキンボールには詳しい。

エリック Eric Le Gall  (民間人)

  • ベルギーまで練習試合に行った経験有り。  

オリバーとエリックは別々のエリアから参加。


エリック(左)とシャンタール(右)

□ベルギー1名  
シャンタール Chantal Serville  (体育教師)  

  • 今回の紅一点。昨年国際大会の参加チームの体育教師で作る委員会関係者で、委員会ではニュースポーツ担当。

□スイス1名  
シルバ Sylvain Delisle  (民間人)  

  • モントリオール在住のカナダ人。スイスに親戚有りで、今回代理。スイスキンボール連盟設立準備中。

□カナダ1名  
シモン Simon Demers  (ケベック州キンボール連盟代表)

  • 上記職は常勤。カナダ・ケベック州で地域に根付いたスポーツとしてキンボールをプロモート。