男子代表選手:金城豪(関西国際大学)


各国男子キャプテンと 写真左

 私にとって、このキンボール国際大会は忘れられない、すばらしい機会だったと思っています。そして、私たちをベルギーに行かせてくれた、連盟の皆さんや大学の方々に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 海外の選手たちとの試合は非常に新鮮に感じました。今までは、日本国内で、日本人としかプレーしたことがなかったので、外国人選手の体格などを見たときには、試合ができるうれしさよりも、不安や緊張などがありました。けれども、日本のキンボールが世界でも通用すると実感したとき、非常に興奮したのを覚えています。今回の大会のおかげで、私たちのキンボールのレベルがアップし、また、個人的にキンボールに対する目標が数段アップしました。

 大会だけではなく、ベルギーという国に行けたことも貴重な経験をさせてもらったと思っています。私たちが滞在していたリエージュという町は首都から高速バスで一時間弱の場所にあり、日本とはすべてが違っていました。建物は非常に古く、だからといって汚くはなく、きれいに整列して建っていました。また、アスファルトもコンクリートとは違い、レンガのようなものが敷き詰められていました。最終日には首都ブリュッセルで一日観光したのですが、さすが首都だけあって、神戸とは比べられないくらい広く栄えていました。そこには、非常におおきな教会がたくさんあり、また、ベルギーの凱旋門も見学しました。

 私はあと三ヶ月で卒業なので、関西国際大学としてキンボールをするのは残りわずかになってとても悲しいのですが、キンボールを続けていくつもりです。