男子代表選手:福田広志(金城大学NSS)

国際大会に参加して感じたことは、たった1つの試合がものすごい重要であるということである。というのは、その日の試合に負けてしまうことでその負けた悔しさを抱えたまま次の日を向かえなければいけないからである。日本の大会だと例え試合に負けても次の試合がすぐあるためすぐに気持ちを切り替えて次の試合を行うことができる。しかし、1日に1試合しかない今回の大会の場合だとその悔しさを抱えたまま次の日の試合まで過ごさなければいけない。こういった経験は日本の大会ではないので本当にいい経験になった。実際負けてしまったという場面が2日も続いたので勝った喜びをもって次の試合に望むことも経験してみたかった。しかし、こういったことがあったからこそ準優勝、銀メダルに繋がったのではないかと思う。負けたことで、どうやったら勝つことができるのか他のメンバーと話し合う場面がどんどん増えていった、それがあったからこそ今回の日本代表が1つになったと思う。 自分が試合に出ていた時間は本当に短い時間であった。けどその短い時間しか出ていないのに普段の試合の倍は疲れた。たぶんあんなに1つの試合に集中したのは初めてなのではないかと思う。そういった短い時間の中でプレイする中で自分は何もすることができなかったと感じた。だから本当に悔いが残った。これも普段の試合の中で全力でやっていないからだと思った。だから、これからの1つ、1つの試合を悔いが残らないように全力でプレイしていきたいと思う。

カナダのチームと対戦して感じたことは、本当に強いということであった。カナダは強いとはメンバーからは聞いていたけども、あんなに強いとは思わなかった。実際のプレーを見たことで改めて強いと分かった。だからこれからあの強さを目指して練習していきたいと思う。 今回の大会、前回の大会において日本は準優勝という成績を残しているが、カナダ以外のチームとの力の差は全くないと感じた。あるとすれば経験の差だと思う。これから他の国においてもキンボールの経験をつんでくると思う。そうなると日本が今後メダルを取ることが難しいかもしれない。そのためにもどのような練習をしていかなければいけないのか、今回の大会のような大会を行う必要があるのではないかと考えていくことが必要であると思った。

初めて海外に行けて、そこでキンボールができて、そして誕生日を迎えることができるとは、キンボールを始めたころには想像もできないことでした。人生は何が起こるかわからないものだと感じました。今回の国際大会に参加したことでキンボールの面白さ、楽しさ、戦術、他の国の応援の仕方といったことだけではなく、国際交流といったこれからの人生においてプラスになることばかり学ぶことができました。これもキンボールのおかげです。本当にありがとう。これから自分はどういった形でキンボールを広めていくかはまだわからないけど、このキンボールという楽しいスポーツをもっと多くの人たちに知ってもらえるように頑張っていきたいと思います。

大会終了後のパーティーでは多くの人に迷惑をかけました。スミマセンでした。 ところで、大会終了後のパーティーで自分の着ていたはんてんは誰が持って帰ったんだろう? たしかカナダの人にあげたはず…。 海外の人とああいった形で騒ぐことなんてめったにできないことだから本当に良かった。そして本当に楽しかった。 またあの楽しみをあじわうためにもまた日本代表のメンバーに選ばれるように頑張ります。

I had an enjoyable week in Belgium. Because I played kin-ball which is a wonderful sport. I love kin-ball !