2018.01.16 >>> ■挨拶

一般社団法人日本キンボールスポーツ連盟 理事長 高見彰

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2017年も多くの方々に支えられ、さまざまな事業に取り組んでまいりました。
http://www.newsports-21.com/kin-ball/report17.html

その中でも、東京都中央区で開催した第9回ワールドカップでは12カ国188名の選手が集い、期間内に同時開催のクラブチャンピオンシップ参加者、レフリー、大会関係者も含め総勢500名近い規模で大会を盛り上げていただきました。立ち見ができるほどの観客で埋め尽くされた会場で行われた決勝戦は、手に汗握る攻防で、勝敗を越え見る人に感動を与えてくれる試合でした。こうして多くの日本の皆様に世界レベルのキンボールスポーツをまじかに見ていただき、各国の選手団と交流していただけたことを嬉しく思います。

大会を開催するために多くの皆様の力をお借りしました。実行委員会のメンバーの皆さんは言うにおよばず、中央区、荒川区の小学校のみなさんと行政の皆様、東京都連盟の皆様、ボランティアで活躍してくれた国際武道大学、東海大学の学生のみなさん。また、寄付金やクラウドファンディングで資金面を援助していただいた皆様にも深く感謝を申し上げます。次回ワールドカップは2019年にフランスで開催予定です。

国内に目を向ければジャパンオープン・フレンドリーカップが香川県高松市で開催されました。2回目となる香川でしたが、台風の中全国からキンボーラーが参集し盛会のうちに終了できましたのも香川県連盟のみなさんのご尽力によるものです。この場を借りて関係者の皆様に御礼申し上げます。

さて今年は第2回アジアカップが中国吉林省で開催される予定です。ワールドカップでも明らかなようにアジアの国々も実力をつけてきております。前回大会で男女日本代表がアベック優勝を果たしたましたが、今年もメンバーの国々から目標とされる代表を送り込みたいと思います。ワールドカップを機にアジアのネットワークも太くなって来ました。2018年も各国との連携を育んでいき、アジアでの草の根の交流も進めていく予定です。

最後に、2018年は日本にキンボールスポーツ連盟ができ丸20年を迎えます。6月に20周年記念式典を予定しておりますが、日本全国の愛好者のみなさんと共にお祝いできるような企画も準備中です。

本年もますます日本全国にキンボールスポーツが受け入れられ、愛好者や支援者を増やしていくために、関係諸団体の協力を得ながらキンボールスポーツ普及の新たな形を創造し、さまざまな取組を行っていく所存です。そのためにはまだまだ幾つもの課題をクリアしなければなりません。必ずや、会員のみなさまのみならず日本中の多くの方々にキンボールスポーツを楽しんでいただけるよう、当連盟として努めてまいります。

最後になりますが、2018年がキンボールスポーツを愛するすべてのみなさまにとって素晴らしい一年になりますよう、心よりお祈り申しあげます。